| ■作者 / サークル名: | 巨乳オンリー |
| ■配信開始日: | 2025年05月06日 |
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湯煙ハーレム
夜の温泉宿。湯気がゆらゆらと立ちこめる、貸し切り状態の大浴場。
石造りの湯舟から立ちのぼる熱気が、まるで意識をふわふわに溶かしていくみたいだった。
「うふふ〜っ♪ いい湯だわぁ〜!」
最初に湯舟を割って飛び込んできたのは、胸元のタオルが今にもはちきれそうなリン子だった。
濡れた髪をくしゃりと束ねながら、こちらに笑いかけてくる。
タオル越しでも存在感を主張するその豊満さに、思わず目が釘付けになった。
「わっ、わわっ……っ。すごい……」
次いで、ほわんとした織姫が、両手でタオルをぎゅうっと押さえながらやってきた。
小動物みたいにおどおどして、でもチラッとこちらを盗み見て、恥ずかしそうに笑う。
「えへへ……あったかいね……っ」
そんなふうに胸を押し当てるから、タオルの隙間から谷間がチラッと見えてしまう。
「おっ、いい湯加減じゃない」
ふわりと乱れた金髪をかきあげながら、今度は乱菊がのしのしと湯舟へ。
ダイナミックな動きにつられて、大きな胸がタオルの中で自由気ままに波打っている。
「ふぅ〜、こういうときくらい、あたしだって羽伸ばしたいんだから。……ね?」
ぐいっと距離を詰めて、さりげなく太ももを押しつけてくる。
(近い……!!)
たったそれだけで、心臓が壊れそうだった。
「面倒……だけど、たまには悪くない」
湯舟の端に、ぽちゃんと静かに浸かったのは猫猫だった。
タオルをゆるく巻いたまま、無表情で肩まで湯に沈んでいる。
けれど、濡れた黒髪が白い肌に貼りついて、無自覚に色っぽさを撒き散らしていた。
「おお〜♡ すっごーい、広い〜! はかり、感動〜っ♡」
バシャバシャと無邪気にお湯を弾かせながら、羽香里が入ってきた。
タオルをぎゅうぎゅうに巻きすぎて、豊かな胸がぷにっと押し上げられている。
「あびゃびゃびゃっ……! みんな……かわいすぎ……っ♡♡」
続いて、白いロングドレスの裾を大胆にたくし上げて、羽々里ママが登場。
ドレスの下から覗く豊満なボディに、思わず目が泳ぐ。
本人は涎を垂らしそうな勢いで、こちらを見てきた。
(俺……死ぬかも……)
そんな錯覚すら覚えた。
「……っ」
小さな水音とともに、浴場の隅っこで背中を向けたまま震えている黒髪の少女。
華暮愛々が、タオルの端をぎゅっと握りしめながら小刻みに体を震わせていた。
(あれは、恥ずかしすぎてミスディレクション発動寸前だな……)
一瞬、彼女の影がふっと薄くなった気がしたが、気のせいだろうか。
「……別に。こんなの、仕事とは関係ないし」
最後に、湯舟の縁に腰かけて足をちゃぷちゃぷさせているのは桜島麻衣。
タオル一枚でも隠しきれないスタイルに、自然と視線が吸い寄せられてしまう。
「見てるなら、もっと堂々と見れば?」
小悪魔みたいに微笑んで、麻衣は足先でそっと水を蹴りかけてきた。
湯気の中で、甘く危険な時間がゆっくりと流れていく。
最高に贅沢な、イチャイチャ温泉地獄のはじまりだった――。
ーーーーーーーーーー
「ねぇ、なんか……みんな……すごくない?」
ぽわんとした声で、織姫がぽつりと呟いた。
その視線の先には、当然ながら――揃いも揃って、大迫力の胸元たちが揺れている。
「ふふっ、そりゃあもう、ねぇ?」
乱菊がわざとらしく自分の胸を腕で持ち上げ、どや顔でニヤリと笑う。
「ほらほら〜、ちょっとくらい自信持ちなさいな? 誰にも負けてないんだからさ♪」
「……確かに」
タオル越しに胸を押さえたまま、麻衣も小さく頷く。
「でも、比べたら……どっちが勝ち、かしら?」
冗談交じりのトーンだったけれど、その視線はほんの少しだけライバル心を含んでいる。
「むぅぅ〜っ……っ、負けないよっ♡」
羽香里がぷくっと頬を膨らませながら、タオルの上から自分の胸をぎゅむぎゅむ押し上げてみせる。
「ふふふ……♡ はかりはまだまだこれからよ♡ あびゃびゃびゃっ♡」
羽々里ママは、そんな娘を見て両手をばふっと合わせ、自慢げに胸を張った。
当然、その動きで白いタオルが、今にも耐えきれず落ちそうになる。
(ヤバい、目のやり場に困る……!)
ちらっと横を見ると、リン子も柔らかく笑いながら胸元を両腕で支えていた。
優しく、でも確かな重みを感じさせる曲線が、湯気の中でやたらと生々しい。
「……どうでもいいけど」
猫猫がぼそっと呟いた。
「お湯、跳ねすぎ。……迷惑」
ちらりと視線を流すだけで、わずかに頬を赤く染めているのが見えた。
「……」
華暮愛々は、もう完全にミスディレクションモードに入っていた。
小さく手を振るだけで、まるで幻のように周囲の意識をフェードアウトさせる特技。
でも、うっすら震える肩と、耳まで真っ赤な様子だけは隠しきれていなかった。
「ん、ちょっと近くない?」
湯舟の中で、リン子が体勢を変えたときだった。
――どぷっ。
あっ、とも声にならないうちに、腕が滑ってしまった。
柔らかい感触。
ふわり、と弾力。
温かくて、形のある、それでいて包み込まれるような……
(うわぁぁあああっっ!!)
完全に、リン子の胸に、思いきり手が埋まっていた。
「…………あら?」
リン子はぽかんとこちらを見て――すぐに、ぷるぷると肩を震わせた。
「うふふ……大胆ねぇ〜♪」
「いや、違っ……ッ!!」
必死で手を離そうとするも、慌てすぎてさらにバランスを崩し――
「きゃっ!」
今度は織姫の胸に、すぽっと突っ込んでしまった。
ふにゅう、とした奇跡のクッション感。
織姫もわたわたしながら、タオルを抑えて真っ赤になっている。
「だ、だいじょぶっ……! き、気にしてないからっ……!」
全力で気まずいフォローを入れてくれるが、顔は耳まで真っ赤だった。
「ちょっとぉ〜、そんなとこ触るなら、あたしにも触りなさいよぉ?」
乱菊が、冗談めかしてぐいっと顔を寄せてくる。
「遠慮しないでさぁ、ほらぁ♪」
胸をぐいぐい押しつけられ、まるで逃げ場がない。
「…………」
無言で背中を向けた麻衣の背筋から、微妙なオーラが漂っていた。
怒ってるわけではない……けれど、なんとなく怖い。
(やばい、本当に死ぬかもしれない……)
「…………ふん」
猫猫は冷めた目でこちらを見て、湯に潜った。
バシャッと音がして、次の瞬間、膝の上にひやりとした手の感触が。
(まさか、潜ったまま……!?)
頭の中が真っ白になる。
一方で、愛々は限界を迎えたのか、ぴゅんっと湯煙の中に姿を消した。
(ど、どこ行った……!?)
見えないところで、ぷしゅーっと湯気が舞い上がっている。
「ほんっと……油断できないんだから」
麻衣が小さくため息をつきながら、
でも、どこか楽しそうに肩をすくめた。
――温泉は、まだまだ、これからだった。
ーーーーーーーー
温泉で温まった体のまま、
ふらふらと全員でベッドルームへと雪崩れ込んだ。
「ふわぁ……お布団、ふかふかぁ……♡」
織姫がぽすんと飛び込むと、
それを合図にみんなも次々と、肌にまとわりつくバスローブやタオル姿でどさっと倒れ込んでくる。
ベッドは広い。けれど、この人数では当然――密着する。
「あらあら、こんなに近くて……うふふっ♡」
リン子が楽しそうに笑い、
乱菊が悪戯っぽくこちらの肩に手を置いた。
その指先は妙に柔らかくて、熱を帯びている。
「ねぇ……せっかくだし、もっと……ぎゅっとしない?」
耳元でささやかれ、思わず体がビクリと跳ねる。
「そ、そんなこと……っ」
あたふたしていると、羽香里がにこにこしながら胸を押し付けてきた。
「だってぇ……せっかく皆で一緒なんだもんっ♡ ねぇ、いいでしょ?」
潤んだ瞳で見上げられ、抗えるわけがない。
「……じゃあ」
麻衣が低い声で、
するりと指を絡めてきた。
「こういうのも、悪くない……でしょ?」
――ふわり、と。
乱菊の大きな胸が、頬に押し当てられた。
柔らかく、甘い香りに包まれる。
「ねぇねぇ、触っても……怒んないから♪」
悪戯っぽく笑ったかと思えば、
今度は、猫猫が無言でこちらの手をとり、
自らの胸元へとそっと導いた。
「……興味あるなら、触らせてあげる」
ぼそりと耳打ちする声が、異様に生々しい。
指先が触れた瞬間、柔らかすぎて思わず息を呑んだ。
ぷにん、とした感触。吸い込まれるような弾力。
「うにゃぁ……♡」
愛々が、何かを堪えるように小さく声を漏らした。
次の瞬間――
「はむっ♡」
織姫が、こちらの肩に甘噛みしてきた。
「えへへぇ……♡ なんか、したくなっちゃったぁ……♡」
蕩けるような表情。
もう、誰も止まらない。
「あびゃびゃびゃびゃ♡ かわいいっ♡ ぎゅーっ♡」
羽々里ママが、
抱きしめる勢いで胸を押し付け、
湯気のような吐息を耳元にかけてくる。
「や、やだぁ……♡ そんな……くっつきすぎ……♡」
羽香里も真っ赤になりながら、
けれど抵抗せず、こちらに身を預けた。
気づけば、全員が、
肌を重ね合い、甘く絡み合っていた。
押しつけられる柔らかさ、
感じる吐息、ぬるりと滑る指先――
「……好きに、していいよ」
麻衣が、
ベッドの真ん中で、そっと囁いた。
誘うようにタオルを落としかけて、
濡れたような視線を送ってくる。
「だって、今夜だけは……」
「私たち、みんな……♡」
重なる声。
絡み合う体温。
「「――キミのものだから♡」」
【完】


